2015年3月8日日曜日

モンゴル書道 /Mongolian calligraphy/

日本モンゴル文化交流展

昨年、日本とモンゴルは文化交流取極締結40周年を迎え、両国の交流はますます発展を続けています。

この度、東京で書道をテーマとした【日本モンゴル書道展 -蒼天と太陽の絆-】の展覧会開催されています。

 今回の書道展では、両国の交流に尽力されている日本とモンゴルの政治家や書道家をはじめとする方々の書道作品を展示しています。両国に共通する「書道」を通して互いの文化への理解を深め、両国の強い絆を感じていただきたく思います。



モンゴル書道とは、中国や日本と同じように毛筆を使って、モンゴル文字を書く技術です。
モンゴル文字は表音文字で、7つの母音、19の子音など計33文字あります。書き方は縦書きですが、日本とは逆に左から右に書いていきます。
モンゴル民族独自の文字を書きあらわす造形芸術が高く評価され、モンゴル書道は2013年、無形文化遺産に登録されました。

BLUE HORSE TRAVEL

ここでは、私の故郷の山の愛称をCalligraphyで書いてくれたモンゴル人書道家、友達「ULZIIBADRAH」さんの作品をご紹介します。 

フフモリト」、BLUE HORSE
モリト山』 2015年の10月

ゴビアルタイ県フフモリト村、フフモリト村民から『フフモリト山』(日本語で”蒼い馬”という意味)の愛称で親しまれている山。ここは私の幼い頃の夏休みにおじいさんおばあさんと一緒に過ごした、育った場所!モンゴル草原!




「 SUTAI 」 万年雪のスタイ

モンゴル西部、ゴビ・アルタイ県、ホブド県地帯に位置する。アルタイ山脈の高峰。モンゴル・アルタイ山脈のスタイ/Sutai/ 山、標高4090メートル。1957年モンゴル登山隊が初登頂した。

2015年3月6日金曜日

モンゴル人アーティスト ZAYA ・ 世界に伝えるモンゴル美術 

モンゴル人アーティスト、ZAYA(ザヤ)は、モンゴル南西部のゴビ砂 漠にある小さな村に生まれた。伝統的なモンゴル 絵画、現代アジア美術と言っ た古今二つのテーマとスタイルに新たな“橋を架け”、融合した彼の芸術は、古 来の日常風景、遊牧民の暮らし、中央アジアのルーツ、チベット精神のテーマ、 モンゴルの伝統的技法と言った様々な要素を一つにし、独特のビジョンを通して キャンバスに投映される。水彩、油彩、ガッシュなど様々なメディアを駆使して、 暖かくもどこか陰りのある、色調豊かな作風が特徴である。ザヤの絵画の多くには、モンゴルの戦士や貴族女性が描かれている。その衣装や髪型はモンゴル古来 の遊牧貴族の出立で、その傍らにはしばしば馬、雪豹やオオカミと言った野生動物等も描かれる。これは、美と大自然の強いつながりを表している。中央アジア における遊牧民の長きに渡るライフスタイル、「遊牧」と「戦争」のせいで、美しく神秘に富むモンゴルの文化芸術は世界にはまだほとんど認知されていない、 とザヤは感じている。過去と現在を融合した自らの絵画を通して、彼は故郷のモンゴル美術を世界に伝えることを希求している。

近年、ザヤは国際的な芸術家団体に参加し、日本をはじめ、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ各地、中国、ロシア、インド、韓国、カター ルなどを歴訪している。

                         ザヤ/Gallery

 



 

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